和梨についてのブログ①
2021年10月29日
ナシ(和なし、日本なし)は、中国を原産とし日本の本州、四国、九州、中国や朝鮮半島、台湾島に生育する野生種ヤマナシ(ニホンヤマナシ、P. pyrifolia var. pyrifolia )を基本種とする栽培品種群のことである。
高さ15メートルほどの落葉高木。葉は長さ12cm程の卵形で、縁に芒状の鋸歯がある。花期は4月頃で、葉の展開とともに5枚の白い花弁からなる花を付ける。8月下旬から11月頃にかけて、黄褐色または黄緑色でリンゴに似た直径10 – 18センチメートル程度の球形の果実がなり、食用とされる。果肉は白色で、甘く果汁が多い。リンゴやカキと同様、尻の方が甘みが強く、一方で芯の部分は酸味が強いためあまり美味しくない。しゃりしゃりとした独特の食感がナシの特徴だが、これは石細胞と呼ばれるものによる[2]。石細胞とは、ペントサンやリグニンという物質が果肉に蓄積することで細胞壁が厚くなったものである[2]。洋なしは和なしよりも石細胞の量が少ないために、洋梨と和梨とでは食感に大きな差が生じる。
野生のもの(ヤマナシ)は直径が概ね2 – 3センチメートル程度と小さく、果肉が硬く味も酸っぱいため、あまり食用には向かない。ヤマナシは人里付近にしか自生しておらず、後述のように本来日本になかった種が、栽培されていたものが広まったと考えられている。なお、日本に原生するナシ属にはヤマナシの他にもミチノクナシ(イワテヤマナシ) (Pyrus ussuriensis var. ussuriensis) 、アオナシ(Pyrus ussuriensis var. hondoensis、和なしのうち二十世紀など果皮が黄緑色のものを総称する青梨とは異なることに注意)、マメナシ (Pyrus calleryana) がある。
和梨についてのブログ
-
幸水 収穫始まりました。
2024年08月16日いつも安野農園をありがとうございます。 我が農園の主力品種 幸水の収穫が始まりました! 今期は春からの気温が高く、生育も…
-
豊水の収穫スタートします!
2023年09月11日いつも安野農園をありがとうございます。 8月下旬から幸水の収穫が始まり多くのお客様からご注文を頂きありがとうございます。…
-
和梨の販売スタートします。
2023年08月23日いつも安野農園をありがとうございます。 当農園の一番人気幸水・豊水の出荷がスタートします。 今年は8月に入り降雨が少ない…
-
和梨についてのブログ②
2021年10月23日ナシ(和なし、日本なし)は、中国を原産とし日本の本州、四国、九州、中国や朝鮮半島、台湾島に生育する野生種ヤマナシ(ニホン…